« 大阪駅界隈 | Main | 角@鶏(2005.12.19) »

Dec 20, 2005

大塚善章シネマトークサロン(2005.12.17)

というイベントに当選したので、行ってまいりました。
主催は、府民共済。
ということは、この経費は私の出資金!

・・・と胸を張るほど払っていませんけど(苦笑)。

DSCN4416b

初めてのほうもんでしたが、堀江にどーんと構えたビルは、めっちゃキレイ!!
10階のホールも200名収容のほどよい大きさで、とにかくキレイでした。

ビル1階では、あちこちにクリスマスのディスプレイが。
DSCN4417b

DSCN4420b

DSCN4418b

本日のお題目は映画「ホワイトクリスマス」。
まぁ、無料ですからどんな客層でも驚きませんが、まずホールに入った瞬間わかったのは、たいがい「映画鑑賞」が目的であろうこと。
何せ、客席が半分ほど埋まった時間に行ったのに、前列はガラガラでしたから。
完全に映画鑑賞体制でしょ、こりゃ。

(結果としてはスクリーンは舞台奥だったから、最前列でも十分鑑賞に適していたんですけどね)

どんなスタイルのイベントがわからなかったけれど、善章氏が出てきてピアノなし、ってことはないだろうから、お約束で向かって左側、2列目に陣取る。

結局これが正解で、グランドピアノでの登場、映画上映の前に数曲、映画の解説(但しほとんど原稿棒読み)と映画に関連してのピアノ演奏。
そして「White Chrismas」を皆で合唱。
スクリーンに歌詞が映り、ちゃんと私の背中のほうからおばちゃんたちの歌声が聞こえてきた。
歌詞は全て英語表記だったけれど、ちゃんと歌ってるやん!
声を出す、というのはリラックスと一体感を生むのにいいねぇ~。
これ、ウチのバンドでも使えるやん!と遅まきながら気付くのでした。

よう考えたら、善章氏のお姿を拝見するのは初めてだった(と思う)のですが、年季の分だけ、はらはらっとかる~く弾きはるんよね。若手のようなアグレッシブさはないけれど、軽く弾くだけで重みがある。
若造がBasieの真似をして弾いてもなんの重みもないのと一緒やね。
エエトコでミスタッチが2回あったのは、ご愛嬌、、、とするべきか。ちょっとそりゃないよぉ~、ってところでミスったもんだから、かなり私の中では減点でした(-_-;。
まぁ、誰も気付いてないかぁ・・・

私はびっくりするほど映画を見ていない人だから、もちろんこれも初めて見ましたが、現実主義の私としては「娯楽」とか「音楽と映像とダンスの勉強」とか割り切って見るには興味深かったです。
要は、ミュージカルと一緒やからね、あの頃(たしかこれは1956年の作品)の映画の作り方。

---
約10年前に、ライブの打ち上げで永井ホトケ隆氏と佐山雅弘氏と呑んでいて、ミュージカルの是非についてのハナシになったのを思い出した。
佐山氏は、ロマンティストでミュージカル肯定派。
対してホトケ氏は、私と同じく現実路線で、「愛の告白するのになんで突然歌いださなきゃいけないんだ~。」「道を歩いていて突然歌いだすなんて現実にあり得ない」という派。タモリ氏のミュージカル嫌いと同列だな。
---

というわけで、映画音楽とダンスをたっぷり楽しむことができました。
ピアノの修業には・・・あまりならなかったけど。

この後、久しぶり(何年ぶり?という単位)に、心斎橋方面へGO!

|

« 大阪駅界隈 | Main | 角@鶏(2005.12.19) »

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 大塚善章シネマトークサロン(2005.12.17):

« 大阪駅界隈 | Main | 角@鶏(2005.12.19) »